NUIT BLANCHE KYOTO 2014
NUIT BLANCHE
ニュイ・ブランシュ − 白夜
皆様、京都市とパリ市が姉妹都市ってご存じでしたか?
京都市情報館によると
1957年(昭和32年)、京都市長が関西日仏学館教授に託したパリ市会議長宛の手紙の中で
姉妹都市提携の希望を伝えたところ、翌年パリ市会議長が京都を訪問。
同議長が帰国した後、パリ市会理事部で両市の友情盟約締結が承認され
京都市も京都・パリ友情盟約の成立を宣言しました。
随分と歴史があるんですね!
その姉妹都市パリで毎年10月第1土曜日に開催されている
「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」に合わせて
「NUIT BLANCHE KYOTO 2014」 パリ白夜祭への架け橋 ー現代アートと過ごす夜
が京都で10月4日に開催されました。
京都市内35カ所で日仏の現代アートを無料で楽しめるとという企画で今年で4回目とのこと。
今回初めてその存在を知り行ってきました!
開会式は京都国際マンガミュージアムのグラウンドにて。
こちらは旧・龍池小学校校舎を利用・改築したマンガの博物館です。
大きすぎない建物、人工芝のグラウンド、近代的すぎないこの場所に
綺麗な夕焼けの後、続々と人が集まってきます。
ポルトガルで開催された世界大会「Dance World Cup2014」で優勝したという
puspaという姉妹ダンスユニットによるタップダンスでスタート。
続いて門川大作/京都市長、ローラン・ファビウス/フランス共和国外務大臣
ティエリー・ダナ/駐日フランス大使、シャルル=アンリ・ブロソー/総領事
そして滝川クリステルによるオープニングセレモニー!
門川市長の挨拶に続きファビウス外務大臣による挨拶。
当然フランス語での挨拶、同時通訳です。
英語や中国語に押され気味のこのご時世
京都の真ん中で大音量のフランス語によるスピーチが聞けるなんて
フランス好きにとっては感無量でした^ ^
しっかり笑いもとりつつ滝川クリステルへバトンタッチ。
いやーーー、白く光り輝いていました!美しい!!
みんなの期待していた「お・も・て・な・し」はしていただけませんでしたが^ ^;
これから始まる京都のアートの夜を十分に盛り上げてくれるオープニングでした。
その後は建物を使ってのプロジェクションマッピング
京都伝統工芸館をのぞき、大西清右衛門美術館で暗闇でのお茶会を体験させていただき
秋の夜長にアートを感じ交流を深める・・・
ともすると京都は神社仏閣と伝統工芸、観光・歴史の町というイメージになりがちですが
それはその時代ごとのアートの積み重ねであり
現代のアーティストがまた数百年後の京都の歴史を築くんだなぁと
改めて気づかされたそんな夜となりました。
皆様も秋の夜長を素敵な仲間達とお楽しみ下さい。
あ。
もちろん例年通り食欲の秋も満喫予定のサポート担当でした。