久しく待ちにし
クリスマスを迎える準備期間である「アドベント」の期間を楽しむ「アドベントカレンダー」。
日本では平成ごろからポピュラーになったのではないでしょうか。
このアドベントカレンダーもシュトレンと同じくドイツ発祥で、19世紀に遡るそうです。
最初のアドベントカレンダーは福祉施設で作られたといいます。
毎日決まった長さまで燃やしていくアドベントキャンドルなどもあったそう。
印刷物としてのアドベントカレンダーが作られたのは1900年ごろ。
ナチスによる改変の時代を挟みつつ、徐々に他の国々にも広まりました。
現在のようにチョコが入ったものは1950年代ごろに登場したそうです。
地域によっては、市庁舎などの正面全体が大きなアドベントカレンダーに変わる習わしもあるそうで、一度見てみたいものです。
(photo: 写真AC)