伝統菓子
甘いものには目がない私の大のお気に入りのスイーツ、カヌレ。
正式名称はカヌレ・ド・ボルドーといい、フランス、ボルドー地方伝統のお菓子です。
カヌレとは「溝のついた」という意味のフランス語で、溝が刻まれた円錐形の見た目をしているのが特徴です。
ボルド―といえばワインの産地で有名ですが、ワイン製造の過程で澱を取り除く清澄工程で卵白を使います。
ということは卵黄が余ってしまいます。
そこで、大量の卵黄を活用するためのお菓子として、カヌレが作られたそうです。
日本では1990年代に第一次ブームが起こり、2020年から21年にかけて人気が再び上がり、2022年には第二次ブームが起こったとのこと。
第二次ブームの際はアレンジ商品も多数登場しました。
毎回、いろいろな種類で迷ってしまい、お店の方におすすめを聞いてしまいます。
今回はプレーン、抹茶、チョコレート、アールグレイの4種類。
カヌレの美味しさはなんと言っても食感。
外はカリッと、中はもっちり。
コーヒー、紅茶はもちろん、ワインと合わせて楽しむのもおすすめです。
いつか本場で焼きたての美味しいカヌレ・ド・ボルドーと美味しいボルドーワインを堪能してみたいと思います。
ワイン作りの副産物として生まれたお菓子。
ぜひみなさまもお試しあれ。