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2026年6月17日 (水)

紫陽花

6月も半ば。
紫陽花が見頃の季節になりました。

紫陽花はアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、日本原産の植物です。
梅雨本番の6月上旬〜7月上旬が、もっとも美しい季節とされています。

紫陽花といえば青や紫の花を思い浮かべますが、じつは土壌の酸性度によって色が変化します。
酸性の土では青系、中性〜アルカリ性ではピンク〜赤系の花が咲き、同じ株でも花ごとに色が違うこともあります。

この色が移り変わる性質から、紫陽花の花言葉には「移り気」「浮気」といった少しネガティブな意味がある一方で、
小さな花が寄り集まる姿から「和気あいあい」「家族団らん」といった前向きな意味も込められています。

もともと「あじさい」は「集真藍(あづさあい)」と書かれ、「集(あづ)」は集まる、「藍(あい)」は青い色、「真(さ)」は意味を強める言葉で、
青い小花が集まって咲く姿を表した名前でした。

その後、中国・唐代の詩人が、香りのよい紫色の別の花(ライラックとする説が有力)に「紫陽花」という名を付けました。
日本では、平安時代の学者・源順(みなもとのしたごう)が百科事典『和名類聚抄』を編む際に、この「紫陽花」を日本のあじさいのことだと考え、この漢字をあてたといわれています。
実際には別の花だったにもかかわらず、この“勘違い”が広まり、「あじさい=紫陽花」という漢字表記が定着したそうです。

梅雨空の下で静かに色を変えていく紫陽花のように、皆さまも日々の変化を楽しみながらこの季節をお過ごしください。

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