社長ブログ

代表取締役&開発担当・清水(きよみず)の独り言ブログ。

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2006年4月 3日 (月)

新相棒ノートPC SZ90PS

新相棒ノートPC SZ90PS
ひさびさに、相棒ノートPCを新しい物に切り替えました。

これまでは、出張デモで使うことを主な目的として、ポイントは
XGA画面で軽量なものでした。
デモ用ですので、それほど高速である必要もなく、
画面も高解像度である必要はありませんでした。

一方、開発は事務所のUXGA画面の高速デスクトップで行い、同期ソフトで
相棒ノートとデータの同期を取っていたのでした。

しかし気がついたら、開発はほとんどが相棒ノートの DYNA君で行うようになり、
出張デモは営業担当のスタッフに引き継ぎ、私が出向くことは滅多になくなりました。

そこで、開発をメイン用途とする、新しい相棒ノートをチョイスしてみました。

今回のマシン選びのポイント

・開発メインで使うので、CPUはできるだけ高速。できれば、デュアルコア。
・画面はワイドが欲しい。(開発環境は、横方向にウィンドウが多いので)
・常に持ち運ぶので、できるだけ軽量であること。
・バッテリーは、新幹線 ひかり 新大阪・東京移動中の使用を考え、実使用で3時間以上持つこと。
・熱対策がしっかり出来ていること。

プラス

・キーボードが変則配列でないこと。
(前回の dynabook MX は、左側が変則配列で、かなり困った。)
・本体がぶあつくないこと。(手の位置が上になり、長時間のキータイプが疲れる。)
・指紋認証内蔵であること。(いちいち、指紋認証のアダプタを接続するのがめんどくさいので)
・Bluetooth内蔵であること。

以上のポイントから全てのノートPCをチェックしてみたところ。
今回は、ずば抜けて良いモデルがありました。
(というか、比較する相手がいないほど、1機種だけダントツでした。)

SONY VAIO type-S VGN-SZ90PS です。
ネットのみでの、オーナーメードモデルです。

今回は、迷わずこのマシンに決めました。

CPU Intel Core Duo T2400-1.83GHz
チップセット モバイルIntel 945GM Express
メモリー DDR2-533(PC2-4200) 1GB
液晶ディスプレー 13.3インチワイド クリアブラック液晶(スリムLED) 1280×800ドット
グラフィックス NVIDIA GeForce Go 7400 with TurboCache/Intel 945GM内蔵グラフィックス
HDD 100GB
光ディスクドライブ DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ
スロット ExpressCard/34×1、PCカード TypeII×1、
メモリースティックDuoスロット
通信 IEEE 802.11a/b/g、10/100BASE-TX、Bluetooth 2.0+EDR、V.92 56kbpsモデム
I/O USB 2.0×2、i.LINK(IEEE 1394)、外部アナログディスプレー端子、
ポートリプリケターコネクター、ヘッドホン出力など
バッテリー駆動時間 約7時間
サイズ(W×D×H) 315×234.3×33.7(最薄部22.8)mm
重量 約1.69kg
OS Windows XP Professional SP2

13.3インチで、Core Duo 1.83GHz、DVD+R DLドライブ内蔵で、バッテリー 7時間で、
1.69kg、熱対策もしっかりしていて、超薄型(液晶部分はなんと薄さ 5.1mm)。

価格的には少しお高いのですが、何も妥協することなく、徹底的に作りあげられたのですね。

ここ数年、私的にはVAIOシリーズはあえて避けてきたのですが(全体的なバランスがイマイチだった)、
経営トップが変わってから、SONYの物作りが昔の本気モードになってきましたよね。

ネットで、評価ライターの記事を見ていても、この SZ90PS に対しては、『Napaノートの決定版早くも登場か』
『何もあきらめなかったノート』『トップクラスのバランスを持った製品』と、みなさんが絶賛。

私も、実際に使ってみて感じたのは、

・処理がかなり速い。DVDを再生させていても、CPUを 10%程度しか食わない。
(それも、Dual COREなので、片方のCORE は 0%)
・処理速度のわりに、省電力。バッテリー持ちが良い。
・デザインが凄い。完璧!
・本体や液晶部分がかなり薄いが、強度がかなりしっかりしている。
・キーボード部分(本体部分)がかなり薄く、手前にくるほど厚みが少ないので、
キーボードに手を乗せても、つらく感じない。
(ノートPCのキーボードって、本体の厚みで、普通 位置が高いのです。)
・USBのレイアウトが横に並んでいて、USBメモリ等を複数接続しても、重なったりしない。
・PCカードの位置も奥にあるので、通信カードを挿入しても、アンテナ等がじゃまにならない。

よくも、こんな詳細なところまでキッチリと押さえたものです。
完璧なマシンだと思いました。

ただ、2点だけ不満点があるのです。
PC Watchでも書かれていたのですが、この新デザインキーボードのキートップ部分がイマイチなんです。
キーストロークが深いわりに、キートップのスカート部分が斜めではなく、水平にデザインされている為、
押すときに、必ずといっていいほど、隣のキーに触れるのです。

デザイン的には、たしかにかっこいいのです。
このキートップを見れば、他のキーボードがダサダサに見えるほど、すばらしいデザインですが、
タイピングしずらいのです。

きっと、しばらくすれば慣れるのでしょうけど、改善すべきポイントですね。
改善タイプが出来れば、有料でもいいので交換サービスを用意してくださいね。> SONY殿

あと、タッチパッドの淵の高さがなくて、あやまってふれてしまうのも残念です。
デザイン的にはこうなんだろうけど・・・機能性重視でお願いします。

しかし、こういうとんがったノートPCって、最近あまり見なくなりましたね。
TOSHIBAさんあたりに、再度頑張っていただきたいものです。