社長ブログ

代表取締役&開発担当・清水(きよみず)の独り言ブログ。

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2011年10月

2011年10月31日 (月)

一人旅2011 フランス 5日目

それにしてもパリは広く、一人なので結構気ままにハードに移動しているつもりなのですが、
それでもまだまだ観ていないところが多く残っています。

気になっていて、まだ観ていないところの一つが、泊まっているホテルの近くにあるLIDOです。

今回の旅はツアーパックではなく、オプショナルツアーも利用してこなかったのですが、
とうとう昨日一つだけ申し込んでみました。

ずばり、「エッフェル塔でのディナーとLIDOのショー」。
とてもお手軽なコースです。

ただ課題があって、そのオプショナルにはドレスコードがあるんですね。

日本からジーンズとスニーカーしか持ってこなかったので、とりあえず現地調達です。
まずは、オペラ座近くの小さな靴屋さんの2Fで靴探し。

店員のお姉様を独占して、あーでもないこーでもないと、靴を選んでもらいました。

別のお店では、パンツと、ベルトをゲットです。

写真にはありませんが、シャツもゲットしました。
なんとか、これでクリアです。では、夕方までぶらり観光再開です。

面白いサービスを発見。
なんと、99ユーロで運転できるそうです。ぶつけたら、どうするんでしょうか。

何気なく景色を撮っていたら、完全にポーズを決めていらっしゃる。
これはかえって撮らないと失礼ですね(^^ゞ

日もだいぶ落ちてきました、ではそろそろエッフェル塔へのディナーへ。

ライトアップが独特です。

ものすごい旧式のエレベータに乗ります。

エッフェル塔の中にある レストラン 58 Tour Eiffel に到着。

オプショナルツアーなので、まわりは全て日本人。
普通に日本語で会話できます。ひさびさに日本の方とお話ししました (^^ゞ

まずは、乾杯でございます。

鴨とフォワグラのテリーヌ、季節のサラダ

鶏胸肉のロースト、パルメジャンチーズのリゾット

おいしい!!と言いたいところですが、いたって普通のお味でございました <(_ _)>

フランスに来てから、これっていう美味しい料理にまだ巡り会えていない私ですが、
美食の国って本当なのでしょうか(^^ゞ

エッフェル塔の中なので、当然のことながらエッフェル塔は見えず、低層なので景色がいいわけでもなく。うーん。

結局、窓の外はまったくみないで、まわりの方と旅行話に盛り上がっていました。

私達のテーブルは、名古屋からの看護師さん二人組と、一人旅の男性と、私。
ちなみに隣の一人旅の男性も、技術者とのこと。
ヨーロッパの国々を数日単位で移動しているそうで、さすがでございます。

ディナーの後は、念願のLIDOに到着。

シャンパンが付いてくるんですね。ほとんど飲み放題の本数です。

まもなく開演です。楽しみです。

2011年10月30日 (日)

一人旅2011 フランス 4日目

昨日の雨がうそのように、今日は快晴の朝です。
ホテルを出ると、必ず本店です。位置関係がわかりやすいですね。

毎朝、このカフェで朝ご飯です。お店のおじさまからも顔を覚えてもらいました。

あなた、しぶすぎです。

楽しそうに見えるんですけど・・

盛り上がってます?(^^ゞ

フリースケジュールの一人旅のいいところは、自由気ままということ。
好きな場所には好きなだけいることが出来る。

気まぐれに、小さな美術館に飛び込んでしまうが、一つ一つの美術館の完成度が高い。

この本に魅了されてしまいました。

神秘的です。うっとりです。

2011年10月29日 (土)

一人旅2011 フランス 3日目

今日は、ヴェルサイユ宮殿に来ています。
素晴らしすぎて、言葉がありません。

2011年10月28日 (金)

一人旅2011 フランス 2日目

フランス 2日目。パリに着いて、初めての朝です。

ホテルを出て、大通りに出ると、いきなり ルィ・ヴィトン 本店。
個人的にあまり興味はないのですが、ホテルの位置関係を正しく理解する為に、
この日から常に意識することに。

まずは、ご近所のあれに行ってみましょう。

パリの最も渋滞しているところですから、交通量も凄いです。

専用の地下道を通って、凱旋門の下へ出ます。

とにかく上ってみましょう。

裏側から入る所があって、ひたすら螺旋階段を上ります。
途中、へこたれている人を何人か抜かしていきます(笑)。
普段運動していないと、結構きついと思います。

このエトワール凱旋門を中心に、12本の通りが放射状に延びています。

見る方向によって景色は異なります。

次に、ルーヴル美術館に向かいました。

透明のピラミッドの下が、入り口になります。

こんな感じになっています。
とても多くの方で、入るのに30分以上かかりました。

近くでみると、感じるものが違います。しばらく、離れることが出来ませんでした。

モナちゃん、すごいことになっています。

さすがに、一番人気ですね。

はたして、近づけるか・・

頑張ってみましたが、絵にたくさんの人の顔が映り込んでいます。

時間がいくらあってもたりませんでした。

夜の雰囲気も違います。

ただいま。

ここも、ホテルからすぐにある、有名どころのLIDO。
一度行ってみたいものです。

2011年10月27日 (木)

ホテル到着

一人にしては、広いですね。

Wi-Fi環境も出来たので、今日は寝るとします。

お休みいただきます 2011

1週間ほどお休みをいただいて、毎年恒例の海外一人旅に行ってきます。
昨年のスペインの時は、エコノミーの特典航空券で、往路はラッキーにもビジネスにアップグレードしてもらったのですが、今回は最初からファーストクラスの特典航空券で予約を入れました。

もちろん、生まれて初めてのファーストクラスです。

正規運賃だと往復で約260万円します。(別途、各種税金・料金等で約6万円必要。)
ファーストクラスは他のクラスと違い割引料金がないので、
ビジネスクラスからのアップグレードか、ファースト特典利用、年間利用回数による特別な法人契約でない限り、この価格で乗っている方がいらっしゃるわけです。

成田空港で、ファーストクラス専用のANA SUITE CHECK-INから入ります。
専用のエントランスで、一組に一人のコンシェルジュ・スタッフが付いて迎えてくれます。

保安検査場も専用で、まったく並ばずにスムーズに進めます。

手続きは、ソファに座りながらで、おしぼりが出てきたのは驚きでした。

今回の行き先は、パリ。こちらも、初めてです。

ファーストクラス専用のボーディングブリッジを通り、
搭乗してチケットをCAさんに見せると、「清水様、お待ちしておりました。」と、ご丁寧な御挨拶。恐縮します。

そして自分の座席をみて、またびっくり。

(写真では新聞が置いてありますが、これは私が一度座ってから写真を撮った為で、
各種新聞、週刊誌、雑誌等 好きなものを用意してくださるそうです。)

ちなみにこのシートは、ANA FIRST (B777-300ER)タイプで、成田パリ路線でも、10月いっぱいで終わってしまう旧型のタイプです。

帰りの便(11月)では、ANA FIRST SQUARE(新仕様機ボーイング777-300ER)の新型タイプに変更されるそうで、液晶が23型の大型タッチパネルになり、ボックス型になってさらに快適とのこと。
今から、とても楽しみです。

ウェルカムドリンクのシャンパンを飲みながら、離陸を待ちます。

そして、いよいよ旅の始まりです。

それにしても、あらためてやたら広い座席です。一人あたり、窓が4つもあります(^^ゞ

ファーストクラス専用のお飲み物とお食事のメニューです。

季節によって内容が変更されるようです。
今回は、AUTUMN 2011 と書かれていました。

アミューズ / Amuse-bouches

小粋なアミューズを、アペリティフとご一緒に。

季節の味わいをお楽しみいただける、
シェフおすすめのアミューズをご用意しています。
アペリティフとともに、ぜひご賞味ください。

とのこと・・・

シャンパン / Champagne

クリュッグ・グランド・キュヴェ

世界最高峰のシャンパーニュとして比類なき評価を集めるクリュッグ。

確かに、とてもおいしいシャンパンでした。

以前調べたことがあるのですが、とても高価なシャンパンです。(1本20,000円以上)

アペタイザー

前菜ですね。

・キャビアにトラディショナルなガーニッシュを添えて
・オマール海老と秋野菜のコンポジションのサラダ仕立て コリアンダー風味のオリーブオイルソースとともに
・帆立貝のスモークと海胆のカネロニ仕立て ディルオイルとともに
・フォアグラのリンゴ見立て ホワイトバルサミコとアップルビネグレット風味

この中から選ぶわけなんですが・・私はキャビアをお願いしました。

もちろんこの中から2つを組み合わせたり、省略することも可能です。
ドレッシングも、3種類から選べるんですね。

しかし、キャビアってこうやってちゃんと食べるのは初めてです。
おいしいものですね。

これも、高価なものです。(ANAのサイトで、2つで22,000円で販売されていました。)

フレッシュガーデンサラダにミモレットを添えて

3種類のドレッシングから、青森バルサミィアップルビネグレットを選びました。

ブレッドセレクション

・天然酵母のバケット
・柿とくるみのブレッド
・トリュフの香るブレッド
・ローゲンブロート

蒜山ジャージーバターや、オリーブオイルで頂きます。

メインディッシュ

・鹿児島産黒毛和牛フィレ肉のグリル 日本のきのこ添え
・ホウボウのソテーに青森産黒にんにくのグラティネ ビーツソース タイムの香り
・詰め物をした鶉のロースト トリュフの香り 山梨マスカットベリー A ワインソース

私はフィレ肉のグリルを選びました。
もちろん、2つの味わいを楽しむ デギュスタシオン というスタイルでもokです。

この後、チーズプレートを楽しむことも出来るのですが、結構お腹も満たされてきたので、
デザートに進みました。

デザート

・洋なしのアイスクリームをさくさくのパイとともに
・和栗のモンブラン 秋の装い
・巨峰のタルトにミルクアイスクリームを添えて
・季節の果物

モンブランを頂きます。

プチフールなのでしょうか、最後に出てきました。

ちなみに、食べられるのであれば、追加で選択しなかった他のメニューもお願い出来るそうで、
全種類食べることも可能だそうです。

私も最後に、フレッシュフルーツなどもお薦めされたのですが、もう入りませんでした。

食事とデザートが終わり、しばらく経つと 客室内の照明が少し暗くなります。

もちろん映画を観たり、そのままお酒やおつまみを楽しむことが出来ます。

ワインも白ワイン 4種類、デザート(貴腐)ワイン、赤ワイン 4種類 それぞれに、かなり良質なラインナップです。
(先ほどのシャンパンのクリュッグほど高価なものではなく、普段飲みできそうなランクのものではありますが。)
白、赤と1杯ずつ頂きましたが、とてもおいしいワインでした。

お願いしてから少し時間がかかるので、もしかしてとあることに気が付き、
後で飛行機を降りる際にCAさんに質問してみました。

やはり、ワインは毎回新品を開けていて、1杯しか提供しなかったとしても、
そのフライトが終われば、廃棄してしまうそうです。

CAさんも、美味しいワインなので、飲みたいって思うそうなのですが・・
そのまま廃棄だそうです。勿体ないですね。贅沢すぎますね。

(私は、赤、白と 1杯だけ飲んだのですが、後で 同じのを飲み続けておけばと
後悔してしまいました。ほんとうに、おいしいワインが出てきます。)

私が大好きな日本酒も、いいラインナップです。

梅酒も、焼酎も揃っています。

梅酒は、加賀梅酒 5年熟成、角玉梅酒。
焼酎は、村尾、佐藤、飛及流 朝日。

焼酎は、お湯割り、水割り、ロック、ストレートと飲み方は自由です。
いっしょに、鹿児島産さつまあげも出してくれるそうですよ。

アペリティフ&カクテルも11種類から選べますし、
ブランデーもヘネシーXOなど3種類。
ビールも5種類。
ウィスキーもバランタイン リミテッド、響21年など3種類から。
ソフトドリンクも、 13種類から選べます。

一番驚いたのが、紅茶 5種類、日本茶は せん茶、ほうじ茶、
ハーブティー 2種類。
コーヒーなんて、
ANAスペシャルティコーヒー、エスプレッソ、カプチーノ、カフェ・マキアート、カフェ・ラッテ、カフェ・オレ。
それぞれ挽き立ての豆を使って、1杯ずつ入れてくれるそうです。
私は頼みませんでしたけど、おいしそうですね。

カフェインレスコーヒーなんていうのも選べるそうです。

ファーストクラス CAさんのサービスは本当に素敵で (元々ANAのCAさんは、サービスがいいのですが。)

4名のファーストクラスのお客さんに対して、ファーストクラス専属のCAさんが2名と
ビジネスクラスと掛け持ちしているCAさんが別に何名かいらっしゃって・・

こちらから特に何かをお願いしなくても、すぐに察知してくださって、次のサービスが始まります。

お手洗いに行って帰って来ると(それも1〜2分の間に)、おしぼりが新しくなっていたり、
テーブルの上が片づけられていたりと、さりげないんです。

フライト中、一度も呼び出しボタンを押すことはありませんでした。

これは究極のサービスですね。

アメニティもすごくて、靴下、リップ、顔の乾燥を防ぐスプレー、安眠用マグネットテープなど
とんでもない品数が用意されていて、専用のポーチにセレクトして入れてもらえます。

ヘッドフォンも、私が愛用している SONYのデジタルノイズキャンセラーのANA特別仕様版が提供され、通常版は充電が必要で12時間は持続しないので、予備の電池ボックスが必要なのですが、特別仕様版は外部電源で動作するようです。
今回は、それが事前にわかっていたので、自分のは持ってきませんでした。

フライト中は、かなりうるさいものなのですが、このヘッドフォンだと快適に小さなボリュームで
楽しむことが出来ます。

あと座席は、完全にフラットになるタイプで・・
CAさんは、マットレスと掛け布団まで用意してくださるそうです。

日本を昼前に離陸したので、私はずっと映画を観ていた為、
それは断ったのですが・・
他の方は、最初からパジャマ(これも、用意してくださっている)に着替えて、
完全仕様で寝られていました。

安眠を誘う、ラズベリーの香りがするカードなどを枕元に置いてくださいね、
と不思議なカードも頂きました。(私はそのまま使わずに持って帰りました。)

途中、少し横になりたかったので、フラットにしていたのですが、
少し寒くなったので、上にかけるものをとお願いしたら、掛け布団を
かけてくださいました。

首から足下まで完全にかくれる薄手の羽毛布団で、とても快適でした。
ふかふかなまくらも、追加でいただきました。

後ろのビジネスクラスの席とも少し離れていて、カーテンに遮られていて、
全体の照明も落とされていて、とてもリラックス出来る空間でした。

到着する少し前くらいから、軽めのお食事を取る方が増えてきます。

軽めのお食事として

・きつねうどん
・雲丹いくら丼
・三色茶漬け
・葱味噌ラーメン
・クリーミーなレンズ豆のスープ
・チーズとベーコンのハンバーガー
・中国風小海老のチリソース炒め
・ビーフとマッシュルームのカレー

くつろぎのあとに

おすすめメニュー 和食

・小鉢 こんにゃくの金平炒め
・主菜 きんきの煮付け
・ご飯 味噌汁 香の物

お粥も選べるそうです

ご飯のおともに

海苔 納豆 実山椒の浅炊き

これは 3種類から選べるとメニューには書いてあったのですが、
全部出してくださいました。

実山椒は、小さな瓶に入ってるものがそのまま出てきます。ほんと贅沢です。

空の上で、納豆ご飯が食べられるなんて、これはこれで幸せですね。

もちろん洋食もあり

おすすめメニュー 洋食

・メインディッシュ 汲み湯葉と秋茄子のトリュフ風味のクレープ包み 百合根のポタージュとともに
・ブレッドロールを蒜山ジャージーバターとともに
・フレッシュフルーツ

だそうです。

きんきの煮付け、美味しゅうございました。
ごはんもおかわりしてしまいました。

食後に、あたたかいせん茶と、新しいおしぼりを出してもらった頃、そろそろ シャルル・ド・ゴール国際空港が近づいてきました。

あっという間の12時間。とても快適な空の旅でした。

お世話になりました。

ANAファーストクラス搭乗記でした。

<続く>