MT車免許取得を目指して
30歳なのに、未だ免許を持っていなくて、はずかしいです。本当は一番暇があっ
た大学時代に、合宿で、免許を取れば、よかったのに、学生時代は貧乏だった。
大学の授業料を払うのに、ずいぶん苦労したので、自動車学校を通うお金はなか
った。
そのまま、30歳に至っています。
免許証を身分証明証の代わりに、使われる時代で、車を運転できないのはさすが
に人に言えない恥ずかしいことです。このような思いで、つい最近、免許を取ろ
うと決心しました。しかも、ATではなく、MTを選びました。
最初はAT車にするか、MT車にするか、結構悩んでいました。数量的に、世の中は、
AT車はどんどん増えています。これと対比的に、MT車の割合はどんどん減ってい
ます。操作の使い勝手だと、AT車が楽で、クラッチが付いていないからです。ブ
レーキとアクセル、ハンドルだけで車を運転できます。MT車なら、ギヤを手動的
に変えないといけなくて、クラッチとブレーキとアクセルの操作をちょっとでも
間違えたら、エンストしてしまいますので、結構面倒です。だから、大半以上の
学生さんはATを選んでいますね。でも、私は操作が複雑なことには、面白さがあ
ると思って、結局MT車に挑戦すると決めました。AT車なら、誰でも運転できるか
ら、逆に面白くないと思っています。MT車はハードルが高いがこそ、面白い。
いつか、上手に運転できるようになったら、きっとAT車以上に達成感がいっぱい
もらえます。
だが、雄々しい心があるにもかかわらず、技能教習の最初は結構挫折感いっぱい
でした。エンストをよくして、坂道の駐車と発進はよく失敗して、頭が真っ白に
なった時、左足で、急ブレーキを踏んだこともありました(汗)。さんざんでした。
でも、その後、練習を繰り返して、4,5回以降はだんだん車をコントロールで
きるようになりました。最初の緊張感もだんだん収まって、つい先週末の技能教
習の時、ほとんど緊張感もなくなって、冷静的に状況判断して、操作できるよう
になってきました。やっと、進歩を実感できました。免許を取るまで、まだまだ
遠いですが、このままうまくいけば、きっと取れるという自信はあります。
自動車の勉強を通して、あることを悟りました。それは、車の運転は人生と同じ
ということです。人生の道を歩むであろうと、車の運転であろうと、とちらも、
自分との戦いです。困難なことを恐れずに、積極的に前進すれば、きっと困難
を一蹴できます。それに、目標を高く設定すれば、到達できる高度も高くなり
ます。
最後に、これから免許を取ろうと思う方に一言。AT車ではなく、MT車を選んで
ください。最初は挫折感が多いかもしれませんが、それに負けずに頑張れば、
きっと車を上手にコントロールできるようになります。
キーボードとマウスの操作が得意で、ブレーキとクラッチとアクセルの操作がま
だ不得手の開発担当でした。