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2025年8月20日 (水)

芭蕉

江戸時代を代表する俳人、松尾芭蕉。
私の地元、大津と芭蕉は非常に深い結びつきがあります。
最初に訪れたのは1685年。
それ以降、何度も大津に立ち寄りその情景を詠んだ句を数多く残しています。
先日帰省した際に見つけたこちら。

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JR琵琶湖線石山駅と京阪石山駅を結ぶ広場に松尾芭蕉像が。
芭蕉ゆかりの地についての紹介もありました。
大津の自然や町並みを愛し、俳句の題材としています。
義仲寺(ぎちゅうじ)は芭蕉にとって特別な場所であり、旅の終わりをこの地で迎えることを望み、自身の遺言によりここに葬られました。

行く春や 近江の人と 惜しみける

春が過ぎ去ろうとするのを、大津や近江の人々と共に惜しんだ句です。
芭蕉の大津滞在中(義仲寺)で詠まれた代表作で、近江・琵琶湖の自然と人々の情感が表現されています。

芭蕉ゆかりの地を散策しながら一句、ぜひいかがでしょうか。

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